| HOME ＜ハワイの思い出 / ホノルル フェスティバル＞ ２００４年３月４日〜９日 海外旅行はハワイへ〜と年間２００万人もの日本人が訪れるそうです。 すごいですねぇ〜。そして更に、ハワイと日本の文化・芸能を通じて お互いをより深く知り、心と心をつなごうと１９９５年から ホノルルフェスティバルが開催され、日本の各地から和太鼓、日本舞踊 等、いろいろなグループが参加しています。今回で１０回目となりました。 テーマは「パシフィック・ハーモニー」 ・・あら、ぐるーぷハーモニーとご縁がある言葉で嬉しいです〜！ 今回の海外演奏はGハーモニーメンバーだけのものではなく 正派邦楽会阪神地区の幹部として参加したものです。 演奏者は１６名、同伴者（見学者）２名でした。  ホテルロビーに集合 あ、全員じゃないわ〜 ３月４日（木） ハワイ到着 朝９時にホノルルに到着。飛行機の中ではあまり眠れなかったようで、 直行したフェスティバル説明会ではあちこちでコックリコックリ・・・。。。 あらら、両隣の大先生も・・せめて私だけでも目を開けてないと〜必死！ そしてバスで市内半日観光へ出発。 運転手さん、皆が眠らないように一生懸命ジョーク入れて 頑張ってくださったわ〜どうもお疲れ様でした〜 ヌアヌ・パリの展望台からの景色きれいでしたねぇ。 ・・・みんな覚えてるかな？？・・ やっとホテルへ着き、ホッとひと息、どの部屋もワイキキビーチ側とご優待！、 ほんと、ベランダに出るとダイヤモンドヘッドと青々とした広い海！ 海に向かって深呼吸 〜気持ちいいわ〜！ あとは自由行動なので同室のＯさんと町へ出て夕食を・・ あれれ、行こうと思っていたお店が無〜い！ 世の中不景気だからね〜と納得しながらくホテルに戻り、 ３０階のレストランへ行ってみました。 わあ、夜景がすごくきれい！ハワイの夜景も中々のものです。 予約なしで行き、１品物を適当に注文したのが良かったのか とても上品な味の高級シーフード料理で、お値段もお手頃でしたよ〜 ミールクーポン指定でない所だったので全く目にとまらないレストラン でしたが、思いがけなく新しい発見があって、とってもグーッ！ ３月５日（金） コンベンションセンター下見 １０時過ぎから会場下見の予定の日。 そのまえに朝７時からＴＶ撮影インタビューがあるとの事で代表者のみで 「ラデン」を演奏する予定でした・・ところが間際になって中止！ はぁ〜、朝４時過ぎに起きて着物着て、あと帯を締めたら出来上がり〜 という所だったのに〜 「市内で下水爆発事故があり撮影隊がそちらへ行かなければならない為・・」 ＴＶのニュースで流れるかと思い、見ていましたが・・何だかわからない 慌ただしい一日の始まりでした。 １Fの会場はとても広すぎて演奏するには音が散って弾きにくそうです。 とりあえずお箏を段ボール箱から出して柱を立て、立奏台を組み立てる。 舞台係りの方が来たのでマイクの数と位置の確認。 そうこうしているとローカルのＴＶ撮影隊がやって来ました。 カメラが近くに寄ってきたので「こちらは日本伝統楽器の箏です」と言うと 「こ・と？」といいながら、どんどん撮りはじめました・・ あれぇ、みんなの背中ばかり写してる・・ 「皆さん、お箏を撮影するのでちょっと離れてくださ〜い」と一言。 お箏をアップでしっかり撮っていただきました。 その後団長のＭ先生がインタビューを受けました。 公式行事としては州知事主催の昼食会と市長主催歓迎レセプション。 各グループ代表者２人の参加です。 私たちハーモニーメンバーは昨日ハワイへ着くと直ぐ予約しておいた レストランでゆっくり夕食をと・・ロビーへ行くと 行ってみたいという人が増えていて１０名にもなってる〜〜 急いでレストランに人数追加のTELをしてOKをもらい、さあ、出発！ タクシーを呼ぶとリムジンが来た〜！何と言う喜びよう〜！！ このレストランはハワイの伝統料理をブッフェ形式で出してくれる所です。 以前はローカルの高層階級や公人がよく利用していて紹介者無しでは 入れなかったようです。何年か前に私が来た時も日本の方は 全くいませんでした、日本語の解るスタッフもいないしね・・ 穴場的なところでしたが最近は観光客も少しづつ入るようになったとさ。 ワイキキ界隈では右を見ても左を見ても日本人ばかりですが ここに来ると一層ハワイに来てる〜という気分になれます。  ハワイのローカルフード：珍しくて美味しくて日本人の舌にも会いますよ 飲み物はマイタイ、ブルーハワイ、チチなどで全部ラム酒等のお酒入り。 ☆ウヒャ〜、夕食後もショッピングに行く人あり！☆ ４月６日（土） 演奏当日 いよいよ本番の日です。着物姿で会場へ集合。 午前の部と午後の部に１回づつ演奏する予定になっています。 「ラデン」「合奏曲・六段」「さくら・荒城の月」の調弦開始。 三曲とも基音が全く違う調子ですし、替え琴はありませんので 三色の色鉛筆で絃全部に印しつけ。本番では曲を弾き終わったら その場で次の曲の調弦に直して、パート移動することに決定。 出演は１番目でしたので周りが静かな内に調弦もでき、 前もって舞台にお箏をセット出来たのが良かったわ。 だって、着物姿で決められた時間内に楽器をセットして〜演奏して〜 楽器を片つけるのはとてもきついですものねぇ〜 １０時から演奏スタート ム・・・やはり弾きにくい、各パートの音が聞き取りにくい。 マイクを５本使っていたのですが・・舞台の上ではわかりにくかった。 それでも日ごろの練習成果を発揮して大きなミスもなく何とかクリヤー！ hum hum、カラフルについた印の調子替えも難なくこなし、すごい集中力！ 外国人が始めてお箏を聴いたらどう感じるの？・・ 「ラデン」：絃の特長を生かし押し出を使って表現してる面白さ？スクイ爪の音？ 「合奏曲・六段」：荘厳なゆったりテンポからの展開・・音、不思議な和音？ 「さくら・荒城の月」：全員で大合唱の弾き語りハーモニー？？ どうなのでしょうねぇ、アンケートをとらせて頂いたらよかったわ〜！ 気づくのがちょっと遅かったあ〜〜   演奏終了後、直ちに午後の会場３Fへ大移動。 まわりの方々、お箏を抱えて歩く姿に、物珍しそうに立ち止まったり 写真撮らせてください〜とか言われて、イェーイ、Vサインでポーズ！ 今度は演奏順序が最後に弾き終わった「さくら」から始まります。 調子替えの順序も違うから頭の中整理しておいてね〜と思いながら 出だしの調弦チェック。ここはお箏を弾くには手頃な広さでした。 ２回目という事もあり弾きやすかったですね、余裕を持って楽しそうに 弾けたのが伝わったのでしょうか、アンコールがかかりました。 では、ご存知の方は一緒にお歌いくださいと「さくら」をもう一度演奏。 演奏終了後に新聞記者なのかTV局なのか、あちこちで何人かが インタビューを受けてました。 さて〜これからが又大変！お箏屋さんは同行しなかったので 着物姿に割烹着、振袖さんは長い袖を後ろにたくし上げ、 お箏梱包の始まり〜始まり〜！ 何の段取りも組まずに来て、その場で誰がとも無く動いてる 初めてにしては皆手際が良いのよ 団長先生を初めとし、自然に一致団結してると痛感。 すごいパワー！〜あっという間に出来上がり〜！ この上ない出来で、スカーッとした気分でした。 夜はドレスアップしてフェスティバルの親善の夕べパーティに参加。 市内の一流レストランがたくさん出店した立食パーティで いろいろな味を楽しませて頂きました。 ３月７日(日） ハワイ島へ日帰りツアー オプショナルツアーでハワイ島へ出発。 コナ空港に到着してバスで西海岸からパーカー牧場〜ヒロの町〜 蘭ガーデン散策〜キラウエア火山〜黒砂海岸・・と島を一周。  蘭ガーデン バスガイドさんによると「ハワイ島（とう）」ではなくハワイ島（しま）」と 言うとの事。「ハワイ島に来ないでハワイを語れない」と力説していました。 あらッ、１０年前に来た時のガイドさんと同じ方だ〜と言う人がいて 懐かしげに話してました・・確かに年季が入ってましたねぇ〜 ほんとに、スケールが大きくて自然がいっぱい！ 途中、窓越しに見えた西海岸沿いのリゾート地、すごくいいわ〜！ 是非泊りで訪れたい場所でしたねぇ。 キラウエア火山は世界で最も活発な活火山。 歩いていると煙が吹き出ている所があり恐る恐る手で触れてみた、熱い！  キラウエア火山 月面にでも来たような気分。地球と月か・・人間はアリのよう、 何と小さ生き物なの〜 ・・ム・・・何か悟ったん・・？ 〜自然は偉大である！〜 ホノルルに戻り、夜は和食レストランで打ち上げパーティ。 生ビールに、ワインに、日本酒に・・・ 女性群の中でたった一人で奮闘した男性添乗員さん、ビックリした〜？ 和気藹々と盛り上がり、楽しいひと時でしたねぇ〜 皆、いい人たちばかりで嬉しかったと団長さんのお言葉でした。 ３月８日（月） 日本へ帰国 ハワイでの行事も盛会の内に終え、いよいよ帰国です。 全ての事がこんなにもスムーズにいけて皆満足げな顔、 日本では顔を合わせてもじっくりお話をする機会が少ないけど この旅行で心の通う会話も出来て良かったですね。 楽しい思い出と両手一杯にお土産を買い込んで空港へ〜 〜皆さん、お疲れ様でした〜 戻る |